”ミスディレクション”
主にマジックで使われる手法で、注意を意図していない別のところに向かせるテクニックのことです。
これは様々な手の動きで観衆の注意を引きつけ、トリックをカムフラージュしているのです。マジックの技術よりも、むしろこのミスディレクションのうまさがマジシャンの実力だと言っても過言ではないのです。
マジックは仕掛けそのものがマジックを成立させていると思われがちですが、じつは観衆を翻弄しているのはマジックとは関係のない手の動きの方なんです。
話をしているときに、顔以外で最も気になるのは手の動きだと言われています。
例えば、会話の最中に指を指しながら「あの建物が…」などと言われれば、ほとんどの人がそっちの方向を向いてしまいませんか?
この「手」が持つ信頼性や説得力はビジネスシーンなどでも大いに活用できます。
プレゼンテーションのリハーサルをするときは、手の動きや指の使い方を決めてから取り組むといいでしょう。
あなたが思っているよりも、聞いている人はあなたの手の動きに注目しています。
特に力説したいポイントなんかのところでは、言葉に手の動きをプラスしたほうが断然伝わりやすいです!
もちろん資料作りや台本づくりも大切ですが、手をどう使うかも考えながらプレゼンテーションをしてみましょう!
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