あなたは人を説得するとき、どんな行動を取りますか?
言葉で説得しますか?
逆に何も言わず頷くだけにしますか?
言葉で説得する!という人が多いのではないでしょうか。
もちろん言葉で説得するのも有効な手段です。
でも今回は、何も言わずにただ頷くだけという手段も時には有効だ、ということをご紹介したいと思います。
この方法が特に効果が顕著に現れるのは、部下と上司といったように上下関係がはっきりしている場合です。
A社に契約交渉に行った部下が、契約が取れなかったと戻ってきた。もう一度部下にA社に交渉に行かせたい。
こんな場合みなさんならどんな行動を取りますか?
頭ごなしに命令したとき、部下は渋々でもA社に再度交渉には行くでしょう。
命令されても、”よし!もう一度頑張ってみるか!”とやる気を持って取り組む人もいるかも知れません。
ですが、”行きたくないが言われたので仕方なく行く”といった気持ちで行く人もいると思いませんか?
一度断られた会社に渋々再度交渉に行って、契約が取れるでしょうか。
部下自らもう一度行こう、という気にさせるには

と苦労をねぎらうように頷いてみましょう。
そうすると部下は



といったように言い訳をしてくるかもしれません。
それでも何も言わずに頷いていると、次第にプレッシャーを感じ始めます。
そうすればなにか代わりに実績をあげようと



と聞いてくるかもしれません。
このときもただ、



と困った顔をして頷いておけば、部下は更にプレッシャーを感じるでしょう。
そうすれば、



と自ら再度交渉に行くことを決めるかもしれません。
そのときになにかアドバイスを求められれば、きちんと答えてあげるといいでしょう。
頭ごなしに命令されるより、自分の意志で再度交渉に行くほうが
その交渉に臨むまでの取り組み方等も異なってくると思います。
もちろん、全てがこう上手くいくわけではありませんが、自分自身で考えさせたり自分自身の意志で行動を起こさせることは大切です。
上司の命令だけで仕事をしていてもなかなか成長はしません。
答えを教えてあげることは容易ですが、自分自身で考えさせることもこれからの成長のためには大切ですので、気を長く”うんうん”と頷きながら話を聞いてあげてみてください。
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